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ヒバクシャ

2019冬/4 一人でも続ける 長崎原爆青年乙女の会事務局長・小峰秀孝さん(78)

山の中の畑で「春になるとたくさんのツルが北に向かって飛んでいく姿が見えます」と語る小峰秀孝さん=長崎市で2019年2月9日、野田武撮影

 「もうすぐ北帰行が見られるんですよ」。今月9日、長崎市北部の山中にある畑で、「長崎原爆青年乙女の会」事務局長、小峰秀孝さん(78)は、鹿児島県などで越冬したツルが毎年通るという空を見上げた。渡り鳥の季節が終わった頃に迎える会の総会について思いを巡らせていた。

 青年乙女の会は「青年の会」と「乙女の会」が一緒になり1956年に結成された国内で最も古い被爆者組織だ。初代会長は長崎の被爆者運動を先導した山口仙二さん(故人)。原爆とその後の差別や偏見に心身を傷つけられた被爆者たちが集って身の上を話し合い、援護策を求める取り組みの礎にもなった。

 小峰さんは40代だった80年代に本格的に活動に加わり、やがて「一番若いから」という山口さんの一言で…

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