「対立に終止符を」「今さら投票しても」…国策に翻弄の辺野古住民、思い交錯

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 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画を巡り、埋め立ての賛否を問う県民投票が14日に告示された。政府が昨年12月に土砂投入してからちょうど2カ月。24日の投開票を前に、長年にわたって国策に翻弄(ほんろう)され続けてきた辺野古周辺の住民の思いは交錯する。

 辺野古の米軍キャンプ・シュワブ前では14日朝から抗議する市民らが座り込んだ。反対の投票を呼びかける団体の集会があり、県内小売り・建設大手「金秀グループ」の呉屋守将(ごや・もりまさ)会長が「ウチナーンチュ(沖縄の人)の対立に終止符を打つのが今回の県民投票だ。これ以上の基地負担はもう結構だというメッセージを送ろう」と訴えた。

 辺野古の対岸に暮らす測量士の渡具知武清さん(62)も集会に参加。「この投票で民意を示せば、辺野古に新基地はいらないということがはっきりする」と拳を突き上げた。

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