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シネマの週末・この1本

半世界 ままならぬ現実前に

「半世界」のワンシーン

 人生における“まだ”と“もう”の境界線はどのへんか。決めるのは自分自身だが、39歳というのは微妙な年ごろ。阪本順治監督が「半世界」で描くのは、小さな集落に生きる不惑目前の3人の幼なじみ。片隅で暮らす何者でもない男たちの、せいいっぱいのあがきを通して、今の日本が浮かび上がる。

 舞台は山と海に挟まれた地方都市。物語の中心は、親から受け継いだ製炭業を一人で営む紘(稲垣吾郎)だ。経営は苦しく、中学生の一人息子明(杉田雷麟)は反抗期で、しかもいじめられているらしい。中学校からの親友で、自衛隊で海外赴任していた瑛介(長谷川博己)が突然帰郷し、空き家になっていた実家に住み始めた。3人組のもう1人、光彦(渋川清彦)も加わり、交流が再開する。やがて瑛介は、紘の仕事を手伝うようになる。

 瑛介は自衛隊でのつらい経験がもとで深く傷つき家族とも離れてきたが、詳しいことを語らない。紘は仕事も…

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