’１９センバツ・盛岡大付　悔いのない試合を　盛岡大付高校長・赤坂昌吉さん（６２）　／岩手

　＜第９１回選抜高校野球＞

赤坂昌吉（まさよし）さん

　第９１回選抜高校野球大会（毎日新聞社、日本高校野球連盟主催）の出場が決まった盛岡大付。２年ぶり５回目のセンバツは、初の８強入りを果たした２０１７年を超える活躍をと、地元の期待も高まっている。チームを支える人たちの応援の声を紹介する。

　盛岡大付野球部との関わりは、副部長になった１９８４年の学校赴任時からあります。２００９年に校長になってから野球部を甲子園に送るのは、今年のセンバツで７回目となります。

　赴任当時の野球部はチーム編成ぎりぎりの人数で、県大会での１勝を目標にしていました。甲子園に行くようなチームになるとは想像もしていませんでした。それでも、部員全員が熱い気持ちをもって長い時間練習に励んでいました。

　今回出場が決まった選手たちは、いつも礼儀正しくあいさつをしてくれるだけでなく、入試の時には駐車場係を、学校行事があると後片付けを率先してやってくれます。

　努力した人には必ず結果がついてくると思います。選手たちには甲子園に向けしっかりと準備をし、悔いのない試合をやってほしいと願っています。【聞き手・日向米華】＝随時掲載