同性婚、不平等を問う 全国で一斉提訴 制約残る、パートナー制 家族多様化、25カ国容認
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同性同士の結婚が認められないのは「婚姻の自由」や「法の下の平等」を定めた憲法に違反するかどうかを正面から問う裁判が、14日起こされた。憲法や民法の制定当時は想定されていなかった「同性婚」を、法的にどう位置付けるべきか。裁判所は、当事者が被る不利益の大きさや社会の家族観の変化、世界の潮流などを勘案しながら判断することになるとみられる。
同性のカップルが婚姻届を提出しても、今は自治体に受理してもらえない。民法や戸籍法で使われる「夫婦」は男女を意味し、同性同士は適合しないと、政府が判断しているからだ。
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