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14日に告示された米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設の賛否を問う県民投票(24日投開票)を与野党が注視している。衆院沖縄3区補選(4月9日告示、21日投開票)や、夏の参院選沖縄選挙区の情勢に影響するためだ。移設推進の与党は反対の世論の盛り上がりを警戒し、政府とともに静観する構えだ。野党は「高投票率での反対多数」で政権批判の勢いが増すのを期待。結果が「県民の意思」だと位置づけて意義を強調する。【竹内望、小田中大】
「埋め立て(移設)はもちろん大事だが、安全保障、沖縄の(基地)負担軽減、危険除去、さまざまな問題を総合的に判断する必要がある」。自民党の岸田文雄政調会長は14日の自派会合でこう注文を付けた。移設による宜野湾市の負担軽減などの「メリット」も考慮すべきだとの主張だ。
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