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Googleが新開発した「聴覚障がい者向けのアプリ」、健常者の悩みも解決する可能性(GetNavi web)

情報提供:GetNavi web

「障がいは障害のある人ではなく、社会が作り出しているもの」――。そんな考えも少しずつ社会に浸透してきた現代。バリアフリーのインフラストラクチャーやテクノロジーが発展することで、すべての人の生活の安全性や利便性が向上していますよね。

 

そんななか、Googleは2月上旬に新しい聴覚サポートアプリを2つ発表しました。これらアプリは健常者も仕事に活用できそうな内容になっています。

 

1つ目は「Live Transcribe」。Transcribeは英語で「文字に書き起こす」という意味ですが、このアプリを使うとデバイスのマイクを通じて、話されている言葉が同時進行で画面上に文字として書き起こされるんです。

Google Docsの音声書き起こし機能は2015年に導入されましたが、それ以降、日本語でも英語でもその書き起こしの精度は驚くほど高いものになりました。それを活用して、レストランやカフェといった公共の場やビジネスミーティングなど、様々な場所に持ち運べる「書き起こし専用アプリ」を作ってくれたんですね。

Live Transcribeは、文字起こしをするライターだけではなく、ほかの業界のビジネスパーソンの方たちも欲しいのではないでしょうか? 急に上司が外国人になってミーティングが全部英語になった。メールでの英文はまだいいけど、対面や電話での会話は聞き取りが難しくて緊張する。そんなお悩みを持った方たちにも活用できそうなアプリですよね。画面いっぱいに文字が表示されるシンプルなインターフェースもありがたいです。

本アプリは70か国語以上に対応しており、英語以外の言語も使えます。しばらく沈黙が続いた後に誰かが話し始めたときはデバイスが振動してユーザーに画面を見るように促してくれるとのこと。また、環境音が大きい場所では、それを知らせるマークが画面上に表示され、話者に声を大きくしてもらうよう頼む機能も付いており、配慮が行き届いています。


もう1つのアプリは「Sound Amplifier」。これはヘッドフォンと組み合わせて、周囲の音のどの音域を増やすか、どの音域を減らすか、といった調整を行うためのアプリです。補聴器を付けていても、周囲の条件によって聞き取りにくい状況があるもの。「左/右耳の音量を増やす」「近い音だけを聞き取る」「右耳の微調整」といったコマンドを操作することで、音をよりクリアに聞き取ることができるようにするアプリです。

最近ではノイズキャンセリングのヘッドフォンを付けることで騒音をシャットアウトする方も増えてきました。飛行機のなかや空港、カフェ、工事現場の近くなどでヘッドフォンを付けて、会話をより聞き取りやすくするという点で健常者でも活用できるかもしれませんね。

 

海外メディアも「Googleは、アクセシビリティに関して問題を抱える人々がスマートフォンを最大限活用できるようにするという点で、素晴らしい功績を残している」「(Live Transcribeは)極めて動作がよく、句読点も打ってくれて、文脈まで理解してくれる」と、Googleの取り組みやアプリの性能を絶賛。

 

ツイッター上でもLive Transcribeをいち早く試したユーザーが「性能が驚くほどよい!」と書き込みをたくさんしています。Sound Amplifierのコメントには「大きな前進だけど、アクセシビリティはまだ十分とは言えない」といった声もありますが、全体的な評価は概ね良好です。

Live Transcribeはベータ版の限定未公開版がPlay Storeで入手可能。使用にはインターネット接続が必要です。Sound AmplifierはPlay Storeでダウンロードできますが、現時点ではAndroid 9.0 Pieのみのデバイス対応となっています。

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