融和ムード演出も溝埋まらず 日産・ルノー会談

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3社連合の構図
3社連合の構図

 来日中の仏自動車大手ルノーのジャンドミニク・スナール会長は15日、連合を組む日産自動車の西川広人社長ら幹部と会談した。14日から2日間の対話では融和ムードを演出したが、日産会長人事や資本関係見直しを巡る対立点は残ったまま。6月の日産の新体制発足に向け、今後、両社の議論が本格化する。

 スナール氏は15日、横浜市の日産本社を訪れ、西川社長をはじめとする経営幹部らと会談。西川社長は会談後、東京都内で記者団に「自主性を尊重し、権力を集中させないことで一致した」と述べた。スナール氏は1月にカルロス・ゴーン被告の後任としてルノー会長に就任してから初の来日で、14日にも、西川社長と三菱自動車の益子修会長兼最高経営責任者(CEO)と3人で会談し、結束の強化を確認した。

 スナール氏の来日により日産とルノーの対話の土壌ができたことで、両社は今後、空席となっている日産会長人事や、日産が「不平等」と主張する資本関係の見直しなどについて、踏み込んだ議論を進めることになる。

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