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日本で品種改良の果物、海外の無断栽培に「待った」 「改良に多大な労力、輸出機会失う」

ハーフタイムにイチゴを手にするカーリング女子の吉田知那美選手(左奥)ら「LS北見」メンバー=韓国・平昌で2018年2月24日、手塚耕一郎撮影

 韓国の農家が育てたミカンを出荷できない事態に陥ったと現地メディアが報じた。日本の研究機関が新品種として登録を出願し、韓国の政府機関が受理したためだ。昨年2月の平昌(ピョンチャン)冬季五輪では、カーリング女子「LS北見」が栄養補給する「もぐもぐタイム」で食べた日本由来の韓国産イチゴに対し、「盗用だ」という反発も出た。国産品種を守る取り組みを探った。【和田浩幸/統合デジタル取材センター】

 韓国紙・中央日報電子版(日本語版)は昨年12月28日、済州島の農家が日本で開発されたミカンの新品種「あすみ」と「みはや」を出荷できなくなっていると報じた。みはやは2~3年前から人気の品種で、あすみと合わせて農家208軒が栽培し、出荷予定量は920トンに上るという。

 2品種を開発した国立研究開発法人「農業・食品産業技術総合研究機構」(農研機構、本部・茨城県つくば市)が、韓国で品種保護を行う国立種子院に登録出願し、昨年1月に審査開始が公表されたためだ。出願が正当と認められて審査が始まると、正式に登録される前でも権利が事前に保護され、無断で栽培や販売ができなくなる。

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