観光客招く猫城主「さんじゅーろー」 豪雨被害でダウンの入場者数持ち直す

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 「天空の山城」と呼ばれる岡山県高梁市の備中松山城で、昨年7月の西日本豪雨後に1匹の猫が観光客を呼び寄せている。名前は「さんじゅーろー」。豪雨で城周辺の道は土砂崩れで塞がれ、復旧後も入場者数が大きくダウンしたが、猫の人気で持ち直した。市観光協会から「城主」に任命され、立派に招き猫役を務めている。

 さんじゅーろーは推定3歳の雄。同市内の難波恵さん(40)が自宅で飼っていたが、昨年7月初旬の豪雨後に逃げ出した。近くの備中松山城に姿を見せるようになったのは同月下旬。城のスタッフが餌をやると、翌8月には本丸付近へ「入城」するようになった。

 観光客に人懐っこく甘える姿がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上で人気になり、市観光協会も「猫城主」として売り出すことに。備中松山藩出身の新選組隊士・谷三十郎にちなんで名前を付けた。飼い主の難波さんも報道を通じ、さんじゅーろーの居場所を知ったが、協会の熱意を受け、託すことにした。

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