笑顔で集う赤いベンチ 地域で手作り18台 大阪・関目

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歩道に設置されたベンチで談笑する住民=大阪市城東区で2019年2月12日、猪飼健史撮影
歩道に設置されたベンチで談笑する住民=大阪市城東区で2019年2月12日、猪飼健史撮影

 大阪市城東区の関目地区で、歩道脇などに手作りの赤いベンチを設置する動きが広がっている。買い物や病院の行き帰りに休憩できる場所があれば、お年寄りも外出しやすくなる。そんな思いから始まり、子どもや市民が待ち合わせやおしゃべりに集う“地域交流の場”として定着している。テーマソングも生まれ、題名の「赤いベンチで会いましょう」が合言葉になっている。【中川博史】

 地元でカフェを経営する地域振興町会長の岡本善一郎さん(65)が一昨年3月、足を骨折したのがきっかけだった。松葉づえで近所の外科医院に通う際、少し歩くだけで疲れ、「ひと休みしたい」と思った。岡本さんは「自分より高齢の人はもっと大変だ」と考え、店内の装飾に使っていた木製の赤いベンチを店舗の前に置いた。すると、高齢者が腰掛ける姿をたびたび見かけるようになったという。

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