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レオパレス施工不良拡大 調査3割、被害どこまで

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レオパレス物件の施工不良箇所
レオパレス物件の施工不良箇所

 賃貸アパート大手「レオパレス21」(東京都中野区)の施工不良問題は、最大1万4400人超の入居者が転居を迫られる事態となった。調査対象の物件は約4万棟に上るが、調査に着手した物件は約35%(1月28日時点)にとどまる。同社は引っ越しや改修費用を全額補償するとしているが、最終的な費用負担額は見通せておらず、同社の経営やサブリース業界に与える影響も懸念されている。

 「改修工事が予定より遅れている。入居者が出て行ったら、家賃収入もなくなってしまう」。千葉県流山市でレオパレス21のアパート3棟(計98室)を所有する男性(57)は不安を募らせる。

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