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ストーリー

祖父・父からバトンつなぎ(その2止) 「古里の島」へ恩返し

自身の幼少期に国立ハンセン病療養所「大島青松園」で撮影した写真を手に、入所者の東條高さん(右)、山本千沙子さん(左)と談笑する沢知恵さん=高松市の同園で2019年1月18日、山崎一輝撮影

 

 ◆高松・ハンセン病療養所に寄り添う

礼拝の灯絶やさず

 国立ハンセン病療養所「大島青松園」のある高松市沖の大島は、南に源平の古戦場・屋島が望め、北東は「二十四の瞳」の小豆島、西は桃太郎伝説の残る女木島(めぎじま)が朝夕に美しく映える。だが全国唯一の離島療養所ゆえに、隔離政策の廃止後も地域社会との交流は途絶えがちだった。

 「ここで礼拝を続けることが島の歴史を残すことにつながる」。1月18日、園内にある教会でシンガー・ソングライターの沢知恵(ともえ)さん(48)=岡山市=は一人、聖書や賛美歌集を机やオルガンに並べていた。月1回の礼拝の準備だ。話しながらも作業の手は休めない。

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