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吸坂飴

途絶えさせない 加賀で唯一の店に後継者 墨屋さん、素朴な甘み試行錯誤 /石川

 加賀市吸坂町で約380年前から作られていたとされる「吸坂飴(あめ)」。コメと麦芽しか使わず、自然の甘みを味わえると親しまれてきた。現在、製造しているのは職人の谷口猛さん(67)が営むあめ屋「谷口製飴所」だけだったが、昨年9月に後継者が現れた。「歴史を途絶えさせない」と技術をつなぐため二人三脚で励んでいる。

 甘い香りが漂う作業場で、後継者の墨屋満さん(40)が釜の中で煮立つあめを長い柄の付いたへらで丁寧に…

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