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硫黄島遺骨

DNA鑑定拒む 「遺品なし」理由 厚労省

 第二次世界大戦の激戦地、硫黄島(東京都小笠原村)で戦死した日本軍兵士の遺族が、同島で収容された遺骨のDNA鑑定を求めている。鑑定の好条件がそろい、身元が判明して遺族のもとに帰る可能性があるが、所管の厚生労働省は原則をたてに鑑定を拒否している。沖縄県の一部ではこの原則外でも鑑定に応じており、「差別」との批判もある。2016年に成立した戦没者遺骨収集推進法の理念と同省の運用との矛盾も浮き彫りになっている。

 戦死したのは福岡県昭代村(現柳川市)の近藤龍雄さん。農家の長男で陸軍に徴兵された。硫黄島には194…

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