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60代の高齢者も約半数が持ち、シニア世代にも広がるスマートフォン(スマホ)。普段の暮らしだけでなく、災害時や病気の時に役立つ可能性がある。セキュリティーにも注意して使いこなしたい。
●パソコンより楽に
「シニアこそ、スマホが命綱になる」。そう話すのは、東京都世田谷区でシニアが教えるスマホ教室「すまほ茶屋」を開く山根明さん(84)。いまや公的な情報がホームページで提供され、施設利用ですらウェブ予約だ。高齢者がインターネットを使う必要性は高まっているが、パソコンを一から覚えるのはハードルが高い。
その点、スマホは家族や友達に言われ、連絡用に持っている場合が多い。足腰が弱っても人や情報とつながる手段になる。入院した友達に画像を送って元気づけたり、孫に動画を送ったり、コミュニケーションツールとしてさまざまな利用ができる。
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