サウジ・ムハンマド皇太子、アジア諸国を歴訪 孤立脱却狙う

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パキスタンのカーン首相(右)と抱き合うサウジアラビアのムハンマド皇太子=パキスタン・ラワルピンディの空軍基地で2019年2月17日、パキスタン政府提供・ロイター
パキスタンのカーン首相(右)と抱き合うサウジアラビアのムハンマド皇太子=パキスタン・ラワルピンディの空軍基地で2019年2月17日、パキスタン政府提供・ロイター

 【カイロ篠田航一】サウジアラビアの事実上の最高実力者、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子(33)が17日からパキスタンなどアジア諸国への歴訪を開始した。昨年10月に起きたサウジ人記者ジャマル・カショギ氏殺害事件で皇太子自身の関与が疑われ、欧米諸国からサウジ王室への非難も高まる中、アジア諸国の支持を取り付けることで「孤立脱却」を図る狙いがあるとみられる。

 皇太子は17日にパキスタンを訪れた。18日以降はインド、中国を訪問。産油国の潤沢な資金力を背景に、各国にインフラ整備やエネルギー開発分野での経済協力を打ち出す。欧米企業がサウジへの投資に慎重な動きを見せる中、アジアの大国との良好な関係をアピールできるメリットがある。当初予定していたインドネシア、マレーシア訪問は延期されたと伝えられているが、理由は不明。

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