薬品の誇大売り込み防げ 製薬営業「MR」監視へ覆面調査員を倍増 厚労省

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厚生労働省が入る中央合同庁舎第5号館=東京・霞が関で2015年10月14日午前9時6分、竹内紀臣撮影
厚生労働省が入る中央合同庁舎第5号館=東京・霞が関で2015年10月14日午前9時6分、竹内紀臣撮影

 厚生労働省は来年度、製薬会社の営業職の医療情報担当者(MR)による、医薬品の虚偽や誇大な売り込みを防ぐよう監視するため、医師や薬剤師の覆面調査員を倍増する。患者の健康に関わるのに、大げさな宣伝などが後を絶たない。不正の証拠が残りにくい密室での営業活動に対し、覆面調査の増強は抑止効果があると判断した。

 MRは医療機関の医師や薬剤師に自社の医療用医薬品の情報を提供し、国内に約6万人いるとみられる。医師が処方する医療用医薬品の販売手法を巡っては、製薬大手ノバルティスファーマが降圧剤「バルサルタン」(商品名ディオバン)の改ざんされた臨床試験データを販売促進資料に使ったり、武田薬品工業も降圧剤「カンデサルタン」(商品名ブロプレス)について誇大広告で行政処分を受けたりするなど、問題が相次いで発覚した。

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