「猫密度の高い温泉地」脚光 元野良猫たちが恩返し 鹿児島・妙見温泉

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 鹿児島県霧島市の妙見温泉が、「猫密度の高い」温泉地として人気を集めている。迷い猫や野良猫を宿が保護しているうちに居着くようになり、今では7施設で17匹が「看板猫」として活躍。温泉と猫に癒やされるリピート客が増えているといい、写真家7人が撮影した猫の写真展が今月末まで開かれている。

 霧島山系のふもとにある妙見温泉は、西南戦争で敗れた西郷軍の兵士が傷を癒やしたと伝えられる薬効の高い泉質と緑豊かなロケーションが特徴。南北1キロに妙見温泉振興会加盟の10軒が並ぶ温泉郷だが、近くに九州有数の観光地・霧島温泉郷があるため、「一部の温泉通以外には通過されてきた」(只野公康振興会長)という。

 そこに吹いたのが近年の「猫ブーム」の追い風だ。妙見温泉では昔から「入り猫は福を呼ぶ」として迷い猫や野良猫を地域ぐるみで大事に育てていたが、インスタグラムなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で「猫が出迎えてくれる温泉郷」として発信され、注目を集めるようになった。

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