メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

クトゥーゾフの窓から

北の島々は(4) ロシアが期待する「多極化秩序の支柱・日本」 平和条約交渉もう一つの底流

1回目の平和条約交渉に臨む河野太郎外相(左)とラブロフ露外相=モスクワのロシア外務省で2019年1月14日、大前仁撮影

 日露外相は2月16日、ドイツの南部ミュンヘンで会談し、1月に続いて2回目の平和条約交渉に臨んだ。どこまで突っ込んだ話し合いをしたのか定かではないが、ラブロフ露外相は会談後に「クリル諸島(北方領土)が第二次大戦の結果としてロシア領になったことを認めるべきだ」との考えを繰り返しており、双方の立場に大きな隔たりが残されているのは確実だ。ロシア国内の世論調査でも7割が引き渡しに反対しており、安倍政権が望んでいた今年6月までの「大筋合意」は難しくなっている。

 一方でロシアの外交や安全保障の専門家からは、日露間の問題として捉えるだけではなく、急速に変化する国…

この記事は有料記事です。

残り3112文字(全文3389文字)

大前仁

モスクワ支局記者 1969年生まれ。1996年から6年半、日経アメリカ社でワシントン支局に勤務。毎日新聞社では2008年から13年まで1回目のモスクワ支局に勤務。

大前仁

1969年生まれ。1996年から6年半、日経アメリカ社でワシントン支局に勤務。毎日新聞社では2008年から13年まで1回目のモスクワ支局に勤務。

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. センター試験中スマホ取り出し見つかる 「わからない問題検索しようと」 全科目成績無効

  2. 平成の事件ジャーナリズム史 (2)綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人事件 メディアと被害者との溝、一挙に可視化

  3. 7カ月乳児が9階から転落死 母親と訪ねた大阪の市営住宅から

  4. お年玉付き年賀はがき当選番号決まる 特賞に五輪チケット

  5. 余録 鉄道会社が列車の5分遅れを「おわび」し…

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです