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学生ビジネスプランコンテスト 優秀賞に段差昇降車椅子 京都で入選19作品表彰

表彰を受ける大阪電気通信大学の山下泰裕さん

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 学生の支援活動をしている一般財団法人「学生サポートセンター」(東京都)が主催する「学生ビジネスプランコンテスト」の入選作品の表彰式が2月8日、京都市であった。全国の大学などから応募があったビジネスのアイデア94作品の中から19作品が表彰された。

 優秀賞に選ばれたのは、「段差昇降車椅子」を考案した大阪電気通信大の山下泰裕さん(21)と加藤昂亮(こうすけ)さん(21)。車椅子のタイヤに注目し、前輪、駆動輪、転倒防止輪の三つを工夫することで、スムーズに段差を乗り越えることができるようにした。賞金20万円が贈られた。

 山下さんは「アイデアだけでなく実際のビジネスにするための資金や販売、人員計画を考えた。情報集めと検証に時間と労力がかかったが、課題を解決でき、達成感があった」とあいさつした。加藤さんは「車椅子の乗客を駅員さんが補助している姿を見て、これから高齢化で車椅子を使う人が増えていくのに駅員数が絶対に足りないと感じた。補助がなくても乗れる車椅子があればと思った」と話した。

 努力賞(賞金5万円)を受賞した立命館大学の戸簾(とみす)隼人さん(21)ら4人のグループは「持続可能な開発目標(SDGs)」を議論し、学ぶ場所や機会を得られるウェブ上の仮想会議などを企画した。「大学院に進み学生の立場で起業したい。景気の良さからか主体的に行動する学生が少ないと思う。前向きに頑張る人を増やし、地域で世代間を超えた交流に力をいれていきたい」と語った。

 また同センターは学生ボランティア団体への助成も行っており、応募のあった67団体から54団体を選定し、この日、表彰した。関西大、摂南大、立命館大、龍谷大といった大学や専門学校のボランティアサークルなどにそれぞれ10万円が贈られた。

 学生マンションの運営・管理などを手がける学生情報センター(ナジック、京都市)が後援し、毎年、京都と東京で表彰式を行っている。今年度で16回目を数え、表彰がきっかけで起業へと発展する事例も増えているという。【関野正】

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