<誰もが迎える人生の「最期」に向き合うことになりました>。昨年11月に刊行された「『銃後史』をあるく」(インパクト出版会)に挟まれたメッセージには、こんな一文があった。著者は、戦時の女性史を研究してきた加納実紀代さん(78)。闘病生活の中、何を今の世に問うているかを知りたくて、川崎市の自宅を訪ねた。【井田純】
「どうしても気持ちが萎縮して、出歩くのが難しくなってしまって」。書斎の窓辺で話し始めた。
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