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人形作家 岡本道康さん 木くずで作る森の物語 /奈良

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人形作家のの岡本道康さん。人形は農村に暮らす老夫婦や作業着姿の職人、子供などで、表情や姿は昭和の懐かしさを感じさせる=京都府木津川市で、大笹久光撮影
人形作家のの岡本道康さん。人形は農村に暮らす老夫婦や作業着姿の職人、子供などで、表情や姿は昭和の懐かしさを感じさせる=京都府木津川市で、大笹久光撮影

岡本道康さん(49)=香芝市

 「森と共に生きる豊かな未来」をモチーフに、こだわりの人形作りを続けている。完成した作品は吉野の豊かな自然の中で撮影し、創作時に描いたイメージを写真で添える。山守や製材所などで働く人たちが同じ地域に暮らし、森の恩恵でつながり共存できる社会を「森のねんどの物語」と呼び、その実現を願っている。

 人形は吉野割り箸の製造工程で出た杉の木くずに鉱物、でんぷんのりなどを混ぜた「ねんど」で制作。頭部は取り外しが可能で、撮影と展示する時で向きが変えられるようにしている。表情を決定づける目元は細部にまでこだわり、直径1ミリほどの目の玉は色の調整だけで何度も入れ直すという。

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