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人生の道しるべとなった一冊、読書を楽しむきっかけとなった一冊。過去に読んだ書籍の魅力や思い出を政治家に語ってもらいます。

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菅義偉氏/上 「豊臣秀長」ある補佐役の生涯 組織を回す伴走者

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 豊臣秀吉のそばに補佐役として弟の秀長がいたことは意外に知られていない。これは、堺屋太一さんがその生涯を体系的に論じた本だ。初めて読んだのは横浜市議に出馬する前後だった。10年ほど前に堺屋さんに「私の愛読書です」と伝えたら覚えてくれていて、昨年の首相官邸での会議の際に、著作集のうちの「秀長」を収めた一冊にサインを入れて手渡してくれた。

 高校卒業後に秋田を飛び出し、2年遅れで大学を出た後、帰郷する前になんとなく就職した。ある時「世の中を動かしているのは政治ではないか。そこに身を置きたい」と思い、縁あって横浜選出の衆院議員・小此木彦三郎先生の秘書になった。

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