企業のネット資金調達「ソーシャルレンディング」拡大中 出資巡るトラブルも

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
国内クラウドファンディングの市場規模
国内クラウドファンディングの市場規模

 企業がインターネットを通じて多数の個人から資金を借り入れる「ソーシャルレンディング(SL)」の市場規模が拡大している。2017年度は前年度比2.2倍の約1500億円に伸び、18年度も拡大見込みだ。長引く超低金利の中、高利回りを求めて資金が流れ込んでいる形だが、返済などを巡るトラブルも少なくない。資金調達手段として定着するには、事業者の信頼確保が鍵になりそうだ。

 SLは、個人がインターネットを通じて1口1万円など小口で投資できるのが特徴だ。仲介する業者(SL業者)が投資を募集し、不動産や太陽光発電などの事業会社に貸し付けるのが一般的で、多くは利回りが5~10%と高い。矢野経済研究所によると、SLを含むクラウドファンディングの市場規模は14年度の200億円から18年度は2000億円に拡大する見込みで、大半をSLが占める。

この記事は有料記事です。

残り887文字(全文1251文字)

あわせて読みたい

ニュース特集