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<ぐるっと兵庫・大阪・京都 カルチャー>
日本画を描こうとする自分が日本文化から最も遠くなってしまったことを痛感。この失われたリングを取り返そうと試行錯誤する日々です。
伝統的な日本画の技法を生かし、現代アートを創作する画家、品川亮さん(31)の作品が国内外の展覧会で評判になっている。過去の海外生活で「和」のアートに対する魅力を再認識した成果だ。韓国、台湾、スイス、米国など各地の展覧会に参加。昨年は京都のホテルで個展を開くなど、京都画壇に新風を吹き込んでいる。【高村洋一】
大阪府立港南造形高校を卒業し、イタリアに1年遊学。大学時代もスイスに1年交換留学した。「ひたすら美術品を見て歩いた」という。洋画に関心があったが、海外で質問されるのは日本美術に関することばかり。自然と日本の伝統的絵画に関心が移った。
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