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記者の目

査読ずさんなハゲタカ学術誌 研究者自ら科学の信頼壊す=鳥井真平(大阪科学環境部)

ハゲタカジャーナルのずさんさを証明するため、米国の研究者が科学的に意味のない文章をコンピューターで作成し、2014年に投稿した論文

 掲載料を目当てに、ずさんな内容チェック(査読)で科学論文を掲載するインターネット専用の粗悪学術誌(通称・ハゲタカジャーナル)の問題を追及している。本来、学術誌への論文掲載は厳正なチェックに合格したことを意味し、だからこそ内容は信頼され、研究者の業績として認められる。しかし、ネット専用誌が普及し、ハゲタカ誌が紛れ込む状況が生まれた。日本の研究者の一部も粗悪論文をハゲタカ誌で発表し、業績作りに利用している。事態は深刻だ。

 「投稿勧誘メールがたくさん来て困っている。内容がない論文でも掲載されるらしい」。2017年10月、知り合いの大学教授から聞いた言葉が取材のきっかけだった。

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