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トキワ荘

思い出の天井板、手塚さん即興画 警視庁記者クラブに保管 東京・豊島区へ寄贈検討

解体された伝説のアパート「トキワ荘」=東京都豊島区で1982年11月

 漫画家の手塚治虫さん(1928~89年)が「リボンの騎士」などを描き、警視庁新宿署の記者クラブで保管されていた「トキワ荘」(東京都豊島区)の天井板の公開が検討されている。区が2020年に開設するトキワ荘の復元施設での展示を申し入れた。【奥山はるな】

 手塚さんが天井板に絵を描いたのは、82年12月1日。トキワ荘の解体に気付いた記者の取材がきっかけだった。池袋警察署に取材拠点の記者クラブがある「五方面」の担当だった元読売新聞編集委員の小出重幸さん(67)が、トキワ荘近くのラーメン屋を訪れた際、解体現場に遭遇。「これは記事になる」と、藤子不二雄さん、石ノ森章太郎さん、赤塚不二夫さんら、かつての住人に電話をかけてコメントを求めた。手塚さんにも電話がつながり「明日、天井板を取りに行く」と伝えられた。

 翌日夕、手塚さんは1人でトキワ荘にやってきた。解体中で屋内が真っ暗な中、2階に続く階段を上り、創作活動に没頭した自室に入った。記者たちも後を追い、天井板をはがすのを手伝った。

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