広がる「スマートサイト」 病気で視力を失いそうな人向け 医療から福祉へ早めに橋渡し

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東京都眼科医会が作成したリーフレット。当事者の声を基にQRコードを掲載した=2019年2月15日、谷本仁美撮影
東京都眼科医会が作成したリーフレット。当事者の声を基にQRコードを掲載した=2019年2月15日、谷本仁美撮影

 病気で視力を失いそうな人らのために眼科医が福祉などの支援情報を知らせる「スマートサイト」を取り入れる眼科医会が増えている。中途失明者は高齢者に多く、超高齢社会の日本では今後も増加が見込まれる。医療から福祉へ早めに橋渡しすることで、日常生活に支障を来さないよう生活訓練などを受けやすくする狙いがある。

 スマートサイトは視覚障害者に必要な支援がどこで受けられるかをまとめたもの。米国で始まり、日本では2010年の兵庫県眼科医会を皮切りに全国に拡大。現在、29都道府県の眼科医会が取り入れ、リーフレットやウェブサイトを作っている。

 東京都眼科医会のリーフレットでは、単独歩行や点字、調理など日常生活の不自由を解消する「生活訓練・支援」▽パソコンなどの技能講習をする「就労支援」▽盲学校や弱視学級を紹介する「教育機関」――など六つのカテゴリー別に代表窓口施設を紹介。ウェブでは、ルーペや拡大読書器を購入できる眼科施設をまとめた。

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