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天皇在位30年祝う沖縄の歌 陛下の詠まれた琉歌に皇后さまが曲 

ハンセン病療養所の入所者らと交流される天皇、皇后両陛下(当時は皇太子ご夫妻)=沖縄県名護市の国立療養所「沖縄愛楽園」で1975年7月18日

 天皇陛下の在位30年を祝う政府主催の式典が24日、東京・国立劇場で開かれる。記念演奏として沖縄県出身の人気歌手、三浦大知さんが披露する歌は、陛下の詠まれた琉歌(りゅうか)(沖縄の歌)に皇后さまが曲をつけた「歌声の響」。両陛下の国民に寄り添う思いや、沖縄の歴史に向き合ってきた歩みがうかがえる一曲だ。

 両陛下は皇太子ご夫妻だった1975年、沖縄県名護市のハンセン病療養所「沖縄愛楽園」を訪ねた。入所者は社会の差別と偏見にさらされ、強制隔離が続いていた時代。元職員の宮城彦春さん(76)は「入所者の手を取って触れ合い、いたわりの声をかけておられた」と振り返る。

 両陛下が帰ろうとする際、入所者からめでたいことを意味する船出歌「だんじょかれよし」の大合唱が起きた。この情景を陛下が後に<だんじよかれよしの歌声の響/見送る笑顔目にど残る(ダンジュカリユシヌウタグイヌフィビチ/ミウクルワレガウミニドゥヌクル)>と琉歌に詠み、園に贈った。

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