原発避難者訴訟 区域外避難を認められ評価も 今後に不安

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 東京電力福島第1原発事故を巡る避難者の集団訴訟で、国や東電の責任を指摘した20日の横浜地裁判決。長引く避難生活、見通せない将来――。事故から8年近くなる今も安定しない生活を続ける原告らは、判決を好意的に評価する一方、今後への不安も口にした。

 地裁前には100人以上の支援者らが集まり、スピーチなどをしながら判決を待った。午前10時半ごろ、原告弁護団が「勝訴 国の責任5度断罪! 賠償水準大きく前進」などと書かれた幕を掲げると、歓声と拍手が起こった。

 原告の40代男性は、避難指示区域外の福島県いわき市から横浜市磯子区に、子供3人を含む家族5人で自主避難した。判決で区域外避難も認められ、「子供の健康を第一に考え、避難した。報われた」と胸をなで下ろした。

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