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訪日患者、正しい誘導を 海外のガイドブック、大学病院を推奨 観光庁、出版社に要望へ 救命に支障も

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 海外の旅行ガイドブックが日本の医療機関をどう紹介しているか観光庁が調査したところ、「医療水準にばらつきがある」などとして、先端医療を行う大学病院を勧める記述が見つかった。風邪などの軽症患者まで大学病院に詰めかけると、重篤な患者の救命に支障が出かねない。2020年の東京五輪・パラリンピックで訪日外国人が増加することも踏まえ、国は出版社に詳しく情報提供することを検討している。

 観光庁は2017年度、欧米やアジアのガイドブックを調べた。調査報告書によると、英語圏の代表的なガイドブック「ロンリープラネット」は、日本の医療について「離島以外、すべての地域に医療機関がある」と説明。ただし「水準にばらつきがあり、クリニック(診療所)より大学病院や総合病院の方が良い」と紹介しており、報告書は「事実誤認」だと指摘した。診療所や小さな病院でも、慢性疾患などで質の高い医療を提供している…

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