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青森県史の玉手箱

通史編を読む/33 箱館開港と青森湊 新しい商機の誕生 /青森

 1858(安政5)年、自由貿易を前提とした日米修好通商条約が結ばれると、英・仏・蘭・露の各国もそれに続き、日本は世界経済のなかに本格的に組み込まれた。蝦夷地の開港場である箱館でも外国交易の実現性が高まり、その動向は対岸の青森湊の商人たちにとって無関心ではいられないものとなった。

 翌年2月、箱館奉行所は青森の商人に対し、来る6月に開始される外国交易への関与を希望する者は、許可を得た上で従事してよい旨を通知した。一方、弘前藩でも、開港場へ移住して商売する者や出稼ぎに行く者が多く出てくることを見越して、その場合には役人に届け出ることを布達している。

 箱館における主要輸出品は海産物であり、煎海鼠(いりこ)(ナマコの内臓を抜いて干したもの)や干鮑(ほ…

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