米国

「サウジへ原発」画策 トランプ政権のフリン元補佐官ら

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 【ワシントン古本陽荘】米下院監視・政府改革委員会は19日、トランプ政権の前高官らが政府内の異論を無視する形でサウジアラビアに原発を輸出しようとしていたとの報告書を公表した。報告書は民主党のカミングス委員長らが匿名の情報提供者の話などからまとめた。

 それによると、トランプ政権発足時の国家安全保障問題担当のフリン大統領補佐官がサウジへの原発輸出の推進役だった。フリン氏は大統領選挙中の2016年に原発輸出会社の関連会社の顧問の立場にあり、利益相反の恐れがあった。

 また、国家安全保障会議(NSC)で中東・北アフリカ担当だったハービー上級部長は、サウジへの輸出方針は「決定済み」と主張。実際には原子力技術の輸出に必要な法的手続きはなされておらず、違法だと指摘する声が政府内から上がったという。フリン氏の後任の大統領補佐官のマクマスター氏が、NSCスタッフに輸出計画をやめるよう指示したが、その後も輸出会社側からの働きかけが続いたという。

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