「昨年9月の北海道東部地震の余震か」専門家、数日の警戒呼びかけ

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
地震で鉄道のダイヤが乱れ、運行状況を確認する人たち=札幌市のJR札幌駅で2019年2月21日午後9時55分、土谷純一撮影 拡大
地震で鉄道のダイヤが乱れ、運行状況を確認する人たち=札幌市のJR札幌駅で2019年2月21日午後9時55分、土谷純一撮影

 北海道胆振地方で21日夜に発生した地震は、昨年9月に最大震度7を記録した北海道胆振東部地震と震源が近く、専門家は関連性が高いと指摘する。周辺では今後も強い揺れに警戒が必要だ。

 活断層に詳しい遠田晋次・東北大災害科学国際研究所教授(地震地質学)は「昨年9月の地震の余震と考えられる。余震の余震が起きる場合もあり、数日は一層の注意が必要だ。また、昨年9月の地震の影響がまだ続いているというメッセージでもある」と話した。

 震源の近くには南北に延びる石狩低地東縁断層帯があり、マグニチュード7を上回る地震が発生する恐れが指摘されている。政府の地震調査委員会の平田直(なおし)委員長(東京大地震研究所教授)は「現在の情報では付近を走る石狩低地東縁断層帯が動いたという証拠はない。今後も厚真町を中心に強い揺れが起こる可能性は高く、特に数日は警戒してほしい。現地は雪で夜間なので、避難は状況に応じて適切に判断してもらいたい」と呼びかけた。【千葉紀和、荒木涼子】

あわせて読みたい

ニュース特集