費用対効果に疑問の声も イノシシに豚コレラワクチン使用

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野生イノシシ用に、豚コレラのワクチン入りカプセル(上)を包んだえさ(下)=ドイツ食糧・農業省提供
野生イノシシ用に、豚コレラのワクチン入りカプセル(上)を包んだえさ(下)=ドイツ食糧・農業省提供

 農林水産省は22日、野生イノシシが岐阜、愛知両県で広がっている家畜伝染病「豚コレラ」の感染を媒介しているとして、イノシシへのワクチン使用を決めた。家畜伝染病対策で野生動物にワクチンを使うのは国内で初めて。対策を求める養豚業界などの声に押された形だが、専門家からは費用対効果を疑問視する声もある。【加藤明子】

 豚コレラは19日、岐阜県瑞浪市で10例目が発生した。3キロほど離れた場所でイノシシに陽性反応が出ており、吉川貴盛農相は22日の記者会見で「(イノシシにワクチンを使う)時期に来ていると判断した」と述べた。感染したイノシシは21日現在、岐阜県で170頭、愛知県で10頭確認されている。

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