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いのちのほとりで

/11 「死の模擬体験」ワークを続ける医師の信念とは 仙台

「死の模擬体験」ワークを終えた山室誠医師。会場にはホッとした空気が流れ、笑みもこぼれる=宮城県塩釜市で2019年1月26日、滝野隆浩撮影

 「死ぬってことが分かったら、人は生き方を決められる」。それが「死の模擬体験」ワークを続けている仙台市の在宅療養支援診療所「岡部医院仙台」前院長、山室誠医師(74)の信念である。同市内を中心にこれまで100回近く実施してきた。私も今年に入って、2度参加した。そのときの様子は本文記事で報告したが、ワークを始める前に、先生が忘れずにすることがある。「気分が悪くなりそうだったら途中退席してもいいし、ワークに参加しなくてもいい」という注意伝達だ。

 それは、東日本大震災の被災地ならではの心遣いだった。

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