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核兵器廃絶のためにあなたは何をしますか――。被爆地・広島の若者たちが、幅広く国会議員に核政策を尋ねて公表する活動を始めた。今夏の参院選も見据え、このほど団体を結成。核兵器禁止条約の採択に貢献し、ノーベル平和賞を受賞した国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」をモデルに政治に働き掛ける取り組みだ。メンバーは「活動を全国に広げ、条約への署名・批准に反対姿勢の日本政府を動かしたい」と話す。
発足したのは「核政策を知りたい広島若者有権者の会(カクワカ広島)」。昨年12月、広島市のカフェ経営、安彦(あびこ)恵里香さん(40)ら広島県内の10~40代の約10人で作った。きっかけは同年1月のベアトリス・フィン・ICAN事務局長の広島訪問だった。
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