メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

エンタメノート

熱帯魚落語家・古今亭寿輔は癒やしの特効薬

古今亭寿輔さんのCD「トロピカル・ドリーム」

 落語家の高座着は、昔は黒紋付きが当たり前。笑点のような原色の着物を着ることはまずない。「あれはカラー放送に合わせたんだ」という説もあるが、笑点初期のカラー写真には、地味な色の着物のものもあり、よくわからない。おしゃれな着物を着るようになったのは、春風亭小朝さんからだろうか。

 現在、落語家は東西で約900人。「なんだ、この熱帯魚はって、こんな衣装は落語家で私一人なんですから。これ、ものはね、テトロン。夏暑く冬寒いの……」と、マクラでお客さんをいじりながら、着物の説明をするのは、古今亭寿輔さん(74)。

 失礼ながら、初めて寄席でお顔を見た時は、赤塚不二夫さんの漫画のキャラクターのようなインパクトに驚いた。「落語会のサリンと呼ばれてます」というマクラは今は使わないが、お顔といい、着物といい、強烈なだけに、怖い人なのでは? とつい思いがちだが、その懸念は無用。実は優しい人なのだ。

この記事は有料記事です。

残り756文字(全文1148文字)

油井雅和

東京生まれ。東京、大阪で、大衆芸能、笑芸、放送などを取材し、芸術選奨選考審査員、文化庁芸術祭審査委員などを務めた。沖縄好きで学生時代から通い、泡盛は糖質ゼロなので大好き。

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 米雇用改善 トランプ氏、死亡した黒人男性にとって「素晴らしい日」と発言 非難噴出

  2. 家計支えるのに給付金の対象外…困窮する定時制の高校生 「1日1食の日も」

  3. 新宿区、困窮者に退出促す ホテル滞在、東京都の延長知らせず

  4. 埼玉県、10万円給付は6月内に 「照合は全て手作業」職員は忙殺

  5. 潮干狩り、やっとシーズン コロナで開場遅れの兵庫・新舞子浜に家族連れ

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです