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探査機「はやぶさ2」がリュウグウで試料を採取して持ち帰る6年の旅を完遂。分析や次のミッションを解説。

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リュウグウに着陸 岩石砕く 採取可能性高く

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「はやぶさ2」が着陸直後に撮影した小惑星「リュウグウ」。機体の影が地表に映っている。中央付近の黒っぽい模様は、機体上昇時に探査機が噴射した跡とみられる=宇宙航空研究開発機構、東京大など提供
「はやぶさ2」が着陸直後に撮影した小惑星「リュウグウ」。機体の影が地表に映っている。中央付近の黒っぽい模様は、機体上昇時に探査機が噴射した跡とみられる=宇宙航空研究開発機構、東京大など提供

 地球と火星の間で太陽を回る小惑星リュウグウから岩石試料を持ち帰ることを目指している宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」が22日、リュウグウへの最初の着陸と表面の試料採取に挑んだ。JAXAによると、はやぶさ2は午前7時29分に着陸し、数秒間着地している間にリュウグウ表面に向けて岩石を砕く弾丸を発射することにも成功した。JAXAは「岩石試料を採取できた可能性が高い」と明らかにした。

 日本の探査機が小惑星に着陸したのは、2005年に小惑星イトカワに着陸した初代はやぶさ以来2回目。はやぶさは弾丸を発射できず、地球に持ち帰れたのはごく微量の微粒子だった。吉川真ミッションマネジャーは「はやぶさよりはるかに多い量の試料が採れたはず。飛躍的に新たなことが分かるのではないか」と話した。

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