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職員配置、基準を緩和 学童保育、問われる安全 1人体制、現場「ありえない」

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 共働きや一人親家庭の小学生が過ごす放課後児童クラブ(学童保育)について、政府は職員の複数配置を義務付けた基準の扱いを緩め、今国会で児童福祉法改正を含む地方分権一括法案を提出する。子どもの少ない土曜日や夜間を職員1人体制にしても違法ではなくなり、子どもの安全が守られないと保護者らの間で不安が広がっている。【大和田香織、中川聡子】

 東京都多摩市の貝取学童クラブは昨年7月から、約60人の子どもたちを三つのグループに分けて保育している。国の指針では、子どもの集団は40人以下が望ましく、一つの集団には最低2人の職員をつける、としているが、ここでは15~20人程度に常勤、非常勤職員が各1人つく。その日の予定などを子どもたち同士がグループで話し合うようにしたところ、落ち着いて行動するようになった。中村真理子施設長は「一度に目配りでき…

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