- Twitter
- Facebook
- はてなブックマーク
- メール
- リンク
- 印刷
【北京・浦松丈二】中国の習近平国家主席は22日、サウジアラビアの事実上の最高実力者、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子と北京で会談し、エネルギー分野を含む経済協力の拡大に合意した。皇太子は昨年10月のサウジ人記者殺害事件への関与が疑われて国際的に孤立。中国は皇太子を厚遇する見返りに、経済協力を巡る関係強化を取り付けた形だ。
中国中央テレビによると、習氏は会談で「サウジが進めている経済の多元化や社会改革を断固支持し、サウジ内政に干渉するいかなる行為にも反対する」と述べ、皇太子を支持する姿勢を表明した。
この記事は有料記事です。
残り266文字(全文518文字)