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みなとみらいにロープウエー 20年開業目指す 桜木町駅と運河パーク結ぶ

桜木町駅と新港ふ頭を結ぶロープウエーの完成イメージ図=横浜市提供

 横浜市のみなとみらい21地区でロープウエー「YOKOHAMA AIR CABIN(仮称)」の敷設計画が進んでいる。2020年の東京五輪・パラリンピック開催前の開業を目指しており、観光振興をはじめ、ウオーターフロントへのアクセスや回遊性の向上が期待される。

 事業者は、同地区で観覧車などがある遊園施設「よこはまコスモワールド」を運営する泉陽興業(大阪市浪速区)。17年度に横浜市が公募した臨海部の新交通サービス事業「まちを楽しむ多彩な交通」にロープウエー導入を提案し、先月、鉄道事業法に基づく索道事業の許可を受けたことで計画が具体化した。

 泉陽興業によると、計画ではJRと市営地下鉄が乗り入れる桜木町駅前と新港ふ頭の運河パークの2カ所の停留所を循環式の索道で結び、8人乗りのゴンドラ計36基を運行。ゴンドラにはエアコンを完備し、車いすにも対応する。停留所間の距離は約630メートルで、所要時間は昼間で約3分。夜間は夜景をゆっくり楽しめるよう減速することも検討する。現在はボーリング調査とルート調整を実施中で、今春にも着工し、20年7月ごろの開業を目指す。総事業費は50億~60億円規模で、運賃は検討中という。

 桜木町駅から新港ふ頭へのアクセスは海上遊歩道「汽車道」経由か、みなとみらい線馬車道駅前経由で、徒歩で10分程度かかる。バリアフリーのロープウエーの開業はアクセス向上だけでなく、高齢者や身体障害者にとっても利便性の向上となる。また、新港ふ頭地区では今秋、大型客船が寄港可能な客船ターミナル、ホテル、体験型商業施設などが開業を予定しており、横浜赤レンガ倉庫、横浜ワールドポーターズなど既存の施設と合わせ、ロープウエーはにぎわいの創出にも一役買いそうだ。

 泉陽興業は「横浜市と市民への恩返しのつもりで観光振興、高齢者らのアクセス向上に役立てられればと企画した。景観を極力阻害しないルートを選び、できるだけ早くに着工したい」としている。【田中義宏】

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