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神奈川・鎌倉 やぐら 崖の岩肌、横穴3000基超 /東京

 神奈川県の古都・鎌倉を歩くと、寺院の境内や山道沿いの崖の岩肌にポッカリと口を開けた横穴を目にする。「やぐら」と呼ばれ、中世(鎌倉・室町時代)鎌倉の姿を今に残す歴史遺産だ。僧侶や武士らの墓や、寺院の宗教施設だったようだが、未解明な部分が多い。鎌倉の寺を巡った。【長谷川隆】

 鎌倉市教委文化財課の鈴木庸一郎担当課長によると、「やぐら」は3000基以上あるという。鎌倉時代後期の13世紀末ごろから室町時代中期の15世紀中ごろの建造らしい。その起源は不明だが、中国にある洞窟状の宗教施設「石窟寺院」との関連を研究者が指摘している。僧侶がお互いに行き来する中、石窟寺院の情報が鎌倉に持ち込まれ、やぐらとして“進化”した可能性がある。

 また、鎌倉は平地が少なく、三方が山に囲まれている。そんな地形もやぐらの普及に役立った。寺院建立の際、裏山を造成すると崖が多くでき、岩質も柔らかいため、作業もしやすかったようだ。

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