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今週の本棚・本と人

『米軍基地権と日米密約 奄美・小笠原・沖縄返還を通して』 著者・信夫隆司さん

 ◆信夫隆司(しのぶ・たかし)さん

 (岩波書店・6264円)

米兵が裁かれぬ構造とは

 日米密約は2010年の民主党政権による調査で一応の決着をみた。しかし、密約の全容が解明されたわけではない。

 基地権の概念を用いて、刑事裁判権やジラード事件、伊江島事件にみる米軍犯罪と、奄美、小笠原、沖縄返還における米軍施設・区域の問題を調べた。

 「意外に思われるかもしれませんが、法的には日本に基地は存在しません。米軍に施設・区域という入れ物を貸しているにすぎないというのが日本政府の公式な立場です。でも米国の公文書には、基地権という用語が一般的に用いられます。米側は軍事的要請からそれを広く解釈し、日米行政協定・地位協定以上の権利を要求してきました」

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