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藤原帰一の映画愛

ビール・ストリートの恋人たち いくら差別されても愛を守る人間の尊厳

 ストレートなラブストーリー。でも、ハッピーなだけのラブストーリーじゃありません。敢(あ)えて愛情を語ることには、それだけの理由、社会背景があるからです。

 この映画の原作を書いたのは、ジェームズ・ボールドウィン。「ジョヴァンニの部屋」や「もう一つの国」をはじめとする作品で、黒人が生きてゆくこととゲイが生きてゆくことの苦しさを悲鳴を上げるような言葉によって綴(つづ)り続けた、アメリカの代表的作家です。

 ボールドウィンは1960年代の公民権運動に関わり、多くのエッセーを発表しました。でも、映画「私はあ…

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