「美ら海守る」覚悟示す 沖縄県民投票

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県民投票の成果に「辺野古」県民投票の会のメンバーと握手する元山仁士郎代表(左)=那覇市で2019年2月24日午後8時48分、上入来尚撮影
県民投票の成果に「辺野古」県民投票の会のメンバーと握手する元山仁士郎代表(左)=那覇市で2019年2月24日午後8時48分、上入来尚撮影

 「反対多数確実」の速報を受け、那覇市の会場に集まった「『辺野古』県民投票の会」のメンバーたちは、拍手や握手をして喜びを分かち合った。

 会は9万2848人分の有効署名を集めて県民投票の実施を求めた。中心となった元山仁士郎代表(27)は反対が投票資格者の4分の1を超えたことを受け、声明を発表した。

 「私たちは、今回の県民投票は、一つの争点につき明確な県民の意思を表明した点で、この国の民主政治の歴史に新たな意義ある一歩を刻んだと確信している……安全保障政策を支える基盤は、基地の所在する地域の民意である。安全保障問題が国の専権事項であることを理由に沖縄の民意を踏みつぶすことがあってはならない」

 元山さんは昨年4月、「幼い頃から続く移設問題に決着をつけたい」と学生や弁護士らと県民投票の会を設立。一橋大大学院を休学し、ボランティアと署名活動を続け、昨年10月に県民投票条例の成立を実現させた。一時は地元の宜野湾など5市の市長が投票不参加を表明し、元山さんは水以外は口にせず座り込む「ハンガーストライキ」を実施。全県実施につながった。

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