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経済 キャッシュレス決済 ただ広めるだけでいい?

屋台で行われたキャッシュレス実証実験=福岡市中央区で2018年8月16日、田鍋公也撮影

柳原美砂子やなぎはらみさこ 毎日新聞まいにちしんぶん 経済部けいざいぶ副部長ふくぶちょう

 ものをするとき、みなさんはお財布さいふからおかねしてはらいますね。でも、最近さいきんはレジでスマートフォンやカードを「ピッ」とかざしているひとかけませんか? 「キャッシュレス(おかね使つかわない)決済けっさい支払しはらいのこと)」が急速きゅうそくひろがっています。

     以前いぜんから、おみせでカードをすと、銀行口座ぎんこうこうざから後日ごじつ、おかねとされる「クレジットカード」などはありました。最近さいきんはスマホやカードを「ピッ」とするだけで支払しはらいができるサービスがえています。サービスを提供ていきょうしている会社かいしゃも、鉄道てつどう携帯電話けいたいでんわ、インターネット通販つうはん、コンビニエンスストアなどさまざま。利用りようおうじてポイントや商品しょうひん割引わりびきなどの特典とくてんをつけて利用者りようしゃやそうときそっていて、さながら戦国時代せんごくじだいのようです。

     日本にっぽんでは支払しはらいに現金げんきん使つかひとおおく、キャッシュレス決済けっさい全体ぜんたいの2わり程度ていどしかありません。韓国かんこくやくわり中国ちゅうごくやくわりくらべてひくいのです。全国各地ぜんこくかくち現金げんきん自動じどう受払うけばらい(ATM)がいてあって、必要ひつようなおかねをすぐにおろせることや、治安ちあん現金げんきんっていても不安ふあんすくないことなどが理由りゆうといわれています。

     しかし、現金げんきんくるまはこんでATMにれる作業さぎょうはけっこう時間じかん人手ひとでがかかります。店員てんいんさんも、キャッシュレス決済けっさいならおりを計算けいさんしたりする手間てまはぶけます。人口じんこうってはたらりなくなるなか日本政府にっぽんせいふはキャッシュレス決済けっさいをもっとやそうとしていて、「2025ねんに4わり」という目標もくひょうかかげています。

     いろんな会社かいしゃがキャッシュレス決済けっさいのサービスを提供ていきょうするのは、「だれがどこでなにったか」というデータをあつめて、ビジネスに役立やくだてるねらいもあります。個人情報こじんじょうほうまも対策たいさく十分じゅうぶんか、スマホをたないおとしりなどが不便ふべんにならないか--といった課題かだいかんがえる必要ひつようがありそうです。


     経済部けいざいぶで、省庁しょうちょう銀行ぎんこう、メーカーなどの取材しゅざい担当たんとう趣味しゅみ散歩さんぽ山歩やまあるき。学生時代がくせいじだい少林寺拳法しょうりんじけんぽうをやっていました。1973年福岡県生ねんふくおかけんうまれ。好物こうぶつは、博多はかたではなまべることがおおいサバ。

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