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アートの扉

クリスチャン・ボルタンスキー モニュメント

1986年、作家蔵=大西達也撮影

生と死へ思い深まる

 闇の中で、いくつもの顔が光に照らされている。写真が示すのは「死」ではなく、彼らが生きていたという「存在の痕跡」だ。それでも作品の前に立てば祈りの衝動に駆られ、それぞれの生と死へと思いが深まる。そこに広がるのは宗教的空間だ。

 フランスを代表する現代美術家、クリスチャン・ボルタンスキー。広く知られるこの「モニュメント」シリーズをはじめ、初期から現在に至る作品を展観する日本で初の大回顧展が、大阪で始まった。

 父はユダヤ人で、ナチス侵攻の際、床下に隠れて1年半を過ごしたという。さらに周囲の大人から収容所の悲…

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