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レバノン

保健相に「ヒズボラ系」 米、予算流用警戒 国際機関窓口

 【カイロ篠田航一】レバノンで1月に発足した新内閣で、イスラム教シーア派組織ヒズボラが影響力を拡大している。予算規模も大きく、国民生活に直結する保健相にはヒズボラが推す人物が就任。これに対しヒズボラを「テロ組織」に指定する米国は、省庁予算のヒズボラへの流用を警戒している。

 18の宗教・宗派が混在するレバノンではバランスを重視し、首相はスンニ派、国会議長はシーア派、大統領はキリスト教マロン派から選出するのが慣例。昨年5月6日の総選挙でハリリ首相率いる政党は議席を減らしたが、他のスンニ派勢力の支持を取り付けて再任された。だが主要閣僚ポストを巡り、その後は組閣が難航。約9カ月間の「政治空白」を経て、今年1月31日に新内閣が発足した。

 地元メディアなどによると、総選挙で躍進したヒズボラは使える予算の大きい保健相など複数のポストを要求…

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